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出展者詳細

出展者名 柳下技研株式会社
英文社名 Yagishita Giken Co.,Ltd
小間番号 6A-104-4
住所

〒351-0111

埼玉県

和光市下新倉3-22-60

Address

3-22-60 Shimoniikura Wako-shi Saitama-ken, 351-0111, Japan

ホームページURL http://yagishitagiken.sub.jp
メールアドレス kiyoshi-kubo@yagishitagiken.jp
電話番号 048-466-8372
FAX番号 048-466-8374
Telephone +81-48-466-8372
Facsimile +81-48-466-8374
PR文 磨きの製造現場は技能・技術者の高齢化や退職が加速しており、人的な面から磨きの自動化は焦眉の課題となっています。
機上ポリッシングツールの特長は、上下ダンパー機能および円周方向ダンパー機能により、前加工の形状に砥石端面が倣い、平面、三次元形状の自由曲面、立壁等の金型の鏡面磨き加工が可能です。
代表的な出展製品 金型磨き加工の無人化ツール「2013年”超”モノづくり部品大賞」受賞

出展製品[1] 2013年超モノづくり部品大賞受賞 金型磨き加工の無人化ツール「機上ポリッシングツール」
出展製品詳細[1]  機上ポリッシングツールは、金型仕上げの磨き加工を自動化するためのツールです。
 近年、商品の微細化、高機能化の要請により、磨き加工の必要性が高まっています。プレス加工用の金型およびプラスチック成形用の金型は、金型の表面の面粗さがそのまま転写され、製品の面粗さと外観を決めるため、磨きが重要です。また、金型の磨きは、製品の出来栄えだけでなく、高速化などの生産性、金型の寿命などにも大きな影響を与えるため、重要な要素技術になっています。
 一方、金型製造技術は、設計技術や機械加工技術はめざましい進歩発展をとげてきましたが、機械加工後の最終仕上げである磨きは、いまも手作業が主流の工程です。製造現場は、これまでの研磨の発展と共に歩んできた技能・技術者の高齢化や退職が加速しており、深刻な職人不足にさらされています。
 そこで、上記課題を解決するために、金型磨き加工の無人化ツール「機上ポリッシングツール」を開発しました。金型の切削・研削加工に用いたNC工作機械にそのまま取付けて、金型磨き作業を行うことができ、磨き専用機を購入する等、新たな設備投資を必要としません。
 機上ポリッシングツールは、上下ダンパー機能と円周方向ダンパー機能を有しており、これに装着する弾性のある専用のラバーボンドダイヤモンド砥石(ハイブリッドラビン)との融合で、前加工の形状に砥石端面が倣い、平面、三次元形状の自由曲面、立壁等の鏡面磨きをナノ(nm)レベルで実現しました。
 機上ポリッシングツールの導入効果としては、手磨きによって生じるような金型表面の面粗度のバラツキがなくなり、加工条件の数値化ができることから標準化が図れ、品質が安定すること、夜間自動運転も可能で工期短縮が図れること、磨きに係る外注手配や職人の育成や技能向上から開放されコスト削減が図れることなどが上げられます。
 工業製品とそれらを作るための工作機械および治工具は、今後も高精度、微細化が進み、ナノ単位の加工に挑戦しており、磨き加工も高精度、微細加工の重要性が高まっているため、磨き加工の自動化の取組みも有用であり、必須となってくると思われます。
 会場では、機上ポリッシングツールの実機と加工サンプルを展示していますので、是非ご来場ください。

出展製品[2] 研削のみでナノレベルの鏡面加工を実現した我が国独自の超精密加工技術「ELID」搭載アップグレードサービス
出展製品詳細[2]  ELID(エリッド)は、独立行政法人理化学研究所で開発された鏡面研削加工技術です。シリコンとかセラミックスやガラス、フェライト、高硬度鋼材、複合材料など、硬質で加工が難しかった機能性材料を、高能率で高品位に鏡面加工を実現できる新加工技術です。
 加工原理は、図のように導電性(金属ボンド)砥石を陽極(プラス)として、砥石作業面に対向する陰極(マイナス)を設置して極間を0.1~0.3mmに設定し、極間に直流パルス電圧を与えると、砥石の金属ボンドの部分だけを選択的に除去して、加工しながらも自動的に砥石の目立て(ドレッシング)ができるところが特徴です。
 ELID研削面の表面粗さは、使用する砥石の砥粒径にほぼ比例した加工面粗さが得られます。加工材料にもよりますが、例えば#4000(平均砥粒径約4μm)砥石により、Ra5~8nm, Ry40~80nm程度の鏡面研削が実現できます。さらに微細な砥粒を持つ砥石、例えば#8000(約2μm)か、それ以上の微粒砥石(#40000(約0.4μm),#120000(約0.13μm)など)により、Ra1~3nm Ry10~30nm程度の鏡面を得ることができます。
 様々な材料【電子材料…Si, Ge, GaAs, ZnSe, 水晶, LiNbO3 など、磁性材料…フェライト, センダスト, パーマロイ など、光学材料…ガラス, 石英, CVD-SiC, サファイヤ, CVDダイヤモンド など、セラミックス…Al2O3, SiC, Si3N4, ZrO2, AIN, WC など、金型・工具材…ダイス鋼, ハイス鋼, ステンレス鋼, WC, ダイヤモンド など、プラスチックス…PMMA など、複合材料…繊維強化材, 粒子分散強化材 など】をピカピカに磨く作業に使えます。
 使用方法は、お客様が保有される各種研削盤等の現有工作機械に、ELID研削用の(1)砥石、(2)電極・給電体、(3)電源を取り付けて、専用の(4)研削液に交換すれば使えます。これをELID搭載アップグレードサービスと称しています。ご相談を戴いてから、お客様の機械を拝見させて頂き、お見積り、受注、ELID搭載アップグレード施工、取り扱い説明・指導等の手順で進めさせて戴きます。
 会場にて貴社が抱える課題を是非ご相談ください。ご来場をお待ち申し上げております。

出展カテゴリ

A. 金型・金型材・金型部品等

金型

金型部品

B. 工作機械

各種フライス盤

各種研削盤

放電加工機(NCを含む)

マシニングセンタ

ターニングセンタ

C. 工作機械用付属機器など

付属機器類

D. 切削工具

ダイヤモンド工具

E. 機械工具・研磨・砥石関連

切削砥石・研磨砥石・紙

N. 精密部品加工技術

研削加工

微細・超精密加工

各種工具、鋼材

P. ロボット・自動化

ロボット・自動化装置