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インターモールドテクニカルセミナー
第120回 インターモールド・テクニカル・セミナー
『情報化時代の金型生産技術と射出成型技術の最新動向を探る ~最新金型生産技術から射出成型技術まで、切削実演と射出機生産工場見学~』
開催日時 | 2019年11月15日(金) 13:00~17:30 | ||||||||||||||
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講演内容とプログラム |
情報化時代を迎え工業製品は変革が始まっておりますが、金型産業も例外ではなく、従来の伝統的な生産技術から脱皮した新たな取り組みは、生き残るための急務な対応と考えられます。 金型生産は、従来の3軸制御マシニングセンタ(以降はMCと称す)から5軸制御MCへの移行が進み、機内計測を有効活用して更なる切削精度の高度化を実現するなど、新たな取り組みが行われています。 同時に、切削工具、切削技術、プログラムなどにも変化が見られ、高特性を指向した工具開発、工具特性を十分に発揮する切削条件の追求などに加え、NCプログラミング構築などにも新たな挑戦が見受けられます。 今回は、ソディック社のご協力を得て次世代MCとして開発された超精密・微細MC、実送りの送り速度を解析するソフトなど新たな切削技術の提案と具体的な紹介を行います。 更に、3Dプリンタによる金型部品の最新積層造形事例、最新射出成形機の紹介と実演など型技術のすべてを紹介する企画です。 今回の会場ご提供いいただくソディック社は、世界トップレベルの放電加工機を始めとしてマシニングセンタ、射出成型機など多岐に亘る工作機械メーカとして知られています。
本セミナーは、新たな段階を迎えた金型生産について具体例を交えて解説すると同時に、切削、3Dプリンタ、および射出成型機に至る総合的な型技術を見られる絶好の機会であり、型技術に携わる関係各位のご参加をお待ちしております。 【コーディネーター】 株式会社松岡技術研究所 代表取締役 松岡 甫篁 氏
第1セッション 『情報化時代を迎えて金型生産の革新が始まった』 ㈱松岡技術研究所 代表取締役 松岡 甫篁 情報化時代を迎えソフトウェアの存在が大きくなりつつあり、金型生産も例外ではなく新たな取り組みが求められております。 本セッションでは、エンドミルの新たな開発動向、エンドミル切削を見直すための切削データベースの考え方、NCプログラムの自動化に向けた対応など、情報化に向けた取り組みについて講演者なりの考え方を紹介します。加えて、マシニングセンタにおけるエンドミル切削の高効率化に向けた新たな取り組みについても具体例とともに新たな提案を行い、金型生産の革新に向けた取り組みのヒントを提供します。 第2セッション 『金属3DPを使った新造形工法による金型作りと射出成形活用事例』 (株)ソディック DDM事業部 副事業部長 岡崎 秀二 氏 金属3DPの大きな課題として、レーザー熱による溶融凝固プロセスにおいて、造形物が変形を伴うことがあげられる。そのため金属3DPにおける金型作りでは、サイズや硬度、ベースプレートの厚みなどを制限するか、熱処理後の2次加工に依存せざる負えない。そのため、従来の金型製造工法からの切り替えの妨げになっている。 今回、この変形を大幅改善したソディック独自のSRT工法による効果と適用事例を紹介します。金属3DPの大きな課題として、レーザー熱による溶融凝固プロセスにおいて、造形物が変形を伴うことがあげられる。そのため金属3DPにおける金型作りでは、サイズや硬度、ベースプレートの厚みなどを制限するか、熱処理後の2次加工に依存せざる負えない。そのため、従来の金型製造工法からの切り替えの妨げになっている。 今回、この変形を大幅改善したソディック独自のSRT工法による効果と適用事例を紹介します。
第3セッション 『生分解性プラスチックの課題とソディックの取り組み』 (株)ソディック 射出成形機事業部 副事業部長 合葉 修司 氏 ワンウェイプラスチックによる環境への影響が懸念され、今年6月のG20を前に環境省からプラスチック資源循環戦略が策定されました。急激に注目され始めた生分解性プラスチックですが、フランスは2020年1月より植物由来成分50%以上使用を義務付けおり、ポリ乳酸(PLA)を原料とする樹脂が代替品として使用され始めたもののいくつか課題を抱え、普及が進まないのが現状です。 本講演ではソディックのV-LINE®射出成形機の特長を生かした、新開発の超臨界流体混合射出による成形技術や、新バイオマスプラスチックの成形技術など、PLA樹脂の課題に対するソディックの取り組みについて紹介します。
第4セッション 『微細高速・高精度切削加工機“AZ275nano” および 最適送り速度算出ソフトウェア“MotionExpert-AI”のご紹介』 (株)ソディック 工作機械事業部 ミーリング技術部 先進制御課 課長 大戸 裕 氏
短時間で高精度な金型を提供する事を目的とした、高速回転主軸およびアクティブ除振機構を搭載したAZシリーズの最新機種AZ275nanoおよび、微細精密金型の加工には欠かせない高速高精度輪郭制御機能を最適に機能させるために、NCプログラムを実行した時の最適切削送り速度をAIモデル搭載エンジンで算出し提示するソフトウェアおよびその条件を使用して加工動作した時のシミュレーションソフトウェアを備えたMotionExpert-AIを紹介します。
第5セッション 『金型向け高性能なエンドミルの開発情報と加工技術』 日進工具(株) 研究開発課 千田 聡 氏 精密金型の製作で高性能な加工を実現する工具のご紹介と工具を使用する上でのワンポイントとして加工技術の一例をご紹介する。 主には高い鏡面性を実現するPCDボールエンドミルや銅電極の加工で長寿命と高 精度を実現するDLCコーティングエンドミル、また、最小径φ0.2で4枚刃をラインナップした高能率で安定した隅部加工を実現するロングネックラジアスエンドミルをご紹介する。 第6セッション 工場見学 『3Ðプリンタ、最新射出成型機、高速MCの実演と最新工場見学』 |
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会場 | (株)ソディック 加賀工場 〒922-0595 石川県加賀市宮町力1-1 TEL:0761-75-2000 ※詳細はこちらをご参照ください。 →→→hhttps://www.sodick.co.jp/company/kaga.html ※お車でのご来場の場合は、事前に事務局までご連絡をお願い致します。 |
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主催 | インターモールド振興会 | ||||||||||||||
受講対象 | 既に金型加工・部品加工・成形加工および関連業務に携わっている方で、更に技術や知識を身につけ、レベルアップを図りたいとお考えの方や開発のヒントを得たいとお考えの中級以上の方を主として対象とします。 ※誠に勝手ではございますが本セミナーについては、株式会社ソディック様や日進工具株式会社のそのグループ企業の競合企業関係者、または企業に所属されていない個人様の受講をお断りさせていただく場合がございます。また、お申込みいただいた皆様について、当事務局にて事前に受講可否を確認させて戴きますが、上記以外についても都合により受講不可となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。受講申込の完了は受講票が発行された時点といたします。 |
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受講料 |
*テキストまたは資料付き *ネット会員価格はインターモールド振興会ネット会員に適用されます。 |
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最少催行人数 | 20 | ||||||||||||||
申込締切日 | 2019年11月14日(木) ※但し、満席になり次第締め切ります。 |
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受講料のお支払い |
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ご注意 |
【受講キャンセル規定】 ①受講申込後、やむを得ない事由により、受講者の都合が悪くなった場合には、代理の方のご参加をお願い申し上げます。ただし、受講制限のあるセミナーの場合は代理受講の可否を確認致します。 ②セミナーの参加をキャンセルされる場合には、事務局までご連絡(電話、FAX、email)をお願いいたします。なお、キャンセルのご連絡日時により、原則として、次のキャンセル料をご負担いただきます。事務局が休業日の場合は、FAXまたはemailにてご連絡ください。 《受講キャンセル料について》 受講申込手続き完了後~受講申込締切日→→→受講料の25% 受講申込締切日の翌日~3日前のキャンセル→→→受講料の50% セミナー開催日の2日前~前日のキャンセル→→→受講料の75% 当日キャンセルの場合→→→受講料の100% |
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お申込先・お問合せ先 | インターモールド振興会 〒540-0008 大阪市中央区大手前1-2-15(株式会社テレビ大阪エクスプロ内) TEL:06-6944-9911 FAX:06-6944-9912 E-mail: |