- ホーム
- インターモールドテクニカルセミナー
- 第116回 インターモールド・テクニカル・セミナー
インターモールドテクニカルセミナー
定員に達したため募集は締切りました。
キャンセル待ちをご希望の方は事務局(06-6944-9911)までご連絡ください。
第116回 インターモールド・テクニカル・セミナー
『車の電動化とモータ技術』
開催日時 | 2018年10月17日(水) 10:30~17:00 | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
講演内容とプログラム | 次世代自動車として電動自動車(PHEV、EV)が注目を浴び、自動車業界では各社がPHVやEVに加え、FCV等の技術開発を進めている。一方、日本国内のベンチャーが空飛ぶ車の試作車を作るなど業界が大変な時代になりつつある。特に中国の新エネルギー車の生産台数を見ると、2016年にPHEV、EVの生産台数が507万台であったものが、2017年には794万台と大幅な伸びが見られる。また、中国での電動車の普及に伴う充電インフラの整備も、2020年までに集中型充電スタンドが1万2100基、分散型充電スタンドが480万基設置され、2025年には集中型充電スタンドが5万基、分散型充電スタンドが1000万基、ワイヤレス普通充電が100万基を整備するとしている。 このような中で、インフラ整備の技術開発として、電動自動車の性能を左右する部品である電池とモータの開発と性能向上が最重要課題になっている。勿論モータだけが車の電動化が進むとは言えないが、電動化にとってモータが最重要部品であることは間違いない。モータ自体は以前から家庭用の種々の電気製品に使われてきたが、自動車の動力に使うとなると、種々の仕様(小型軽量で高出力、制御性能やエネルギー変換効率など)の向上が必要不可欠である。 このため、本セミナテクニカルセミナーでは、電動自動車の鍵を握る自動車用モータ技術の動向と今後に焦点をあて、最近の自動車用モータ技術の開発動向について専門家の方々に講演をお願いすることにしました。
【コーディネーター】 東京工科大学 名誉教授 福井 雅彦 先生
第1セッション Consultancy Office Y’S代表 山本 恵一 氏(元本田技術研究所) 『電動車両の市場動向とモータ技術トレンド』 電動車両、特にバッテリー電気自動車(BEV)が注目されている。その一因にエネルギー・環境問題があるが、主な要因は自動車の最大市場である中国のEV導入義務政策がある。2009年に米国を抜いて世界一の自動車市場となった中国市場が世界中のカーOEMにとっての主戦場になっており、中国の自動車産業への諸施策に世界中のカーOEMが敏感に反応するのは当然のことである。 市場規模で世界一となった中国であるが、自国の自動車産業が十分に成熟したとは言えな い。今回のEV導入義務政策は、中国が自動車産業の覇権を狙ったゲームチェンジへの仕掛けと も言える。 本講演では、これら自動車産業を取り巻く状況をなるべくデータを元に読み解くことで、市場動向を解説。また、これら状況を踏まえてモータ技術への要求について説明するものである。
第2セッション 日産自動車株式会社 総合研究所 EVシステム研究所 主任研究員 加藤 崇 氏 『次世代自動車用モータに向けた新たな取り組み ー磁力制御型可変特性モータ』 近年、環境保護や省エネルギー化の観点から車両の電動化がグローバル規模で急速に進んでいる。電動化のキー技術の一つである車両駆動用モータでは、小型・高効率化の観点から永久磁石同期モータが一般的に用いられている。永久磁石同期モータでは、強力な磁力により小型で大トルクを発生することが可能である一方、低~中負荷や高速運転時にはその磁力により鉄損や銅損が増加するという課題がある。近年、これらの課題を解決すべく、モータの動作点に応じて特性を変化させて高効率化を図る可変特性モータの研究開発が進んでいる。本講演では磁石の着磁状態を制御する磁力制御型と、磁石の巻線鎖交数を制御する漏れ磁束制御型の2方式に着目し、可変特性が電動車駆動用モータの高効率化に有益であることを示す。 第3セッション 日本ピストンリング株式会社 新製品事業開発部 シニアエンジニア 藤井 功 氏 『粉末冶金技術を利用した圧粉コアの特徴と製造技術』 昨今の自動車に関わるキーワードは「電動化」、「自動運転」、「コネクティッド」、「48V化」など有りますが、いずれの方向においても、自動車におけるモータの使用量はますます増えていく傾向にあります。弊社は自動車部品専業メーカーで、粉末冶金製品として、バルブシートや焼結カムシャフトを製造しており、社内で金属粉末の金型成形を行っています。そして、技術の横展開として、圧粉コアやそれを用いたモータ開発に取り組んでいます。 今回はモータ用圧粉コアについて、原材料特性、圧粉コアの特徴、モータへの適用など、弊社における開発事例を中心にをご紹介致します。 第4セッション 黒田精工株式会社 金型事業部 プレス部 レーザ技術課 堀井 英朗 氏 『モータコア金型における積層技術』 低炭素社会実現に向け電動化が進む近年、高効率モータの開発への期待は大きく、自動車、家電、ロボット、発電など様々な分野で開発が進められている。このような状況下、文字通りモータの核となるモータコアが低損失・高効率であることはたいへん重要な技術課題である。 第5セッション 株式会社アスター 代表取締役 本郷 武延 氏 「独自の積層技術による高効率モータコイルの開発」(仮) 講演内容詳細については後日ご案内いたします。
※上記の講演内容については、都合により事前の告知なく変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。 |
||||||||||||||||||||||
会場 | FUKURACIA品川クリスタルスクエア 2F C会議室 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 TEL:050-5265-4805 MAP(PDF) https://www.fukuracia.jp/shinagawa/images/access/shinagawa_map.pdf
|
||||||||||||||||||||||
主催 | インターモールド振興会 | ||||||||||||||||||||||
受講対象 | 既に金型加工・部品加工・成形加工および自動車など製造業関連業務に携わっている方で、更に技術や知識を身につけ、レベルアップを図りたいとお考えの方や開発のヒントを得たいとお考えの中級以上の方を主として対象とします。 |
||||||||||||||||||||||
受講料 |
*いずれもテキスト・昼食 付き ※・ただし、開催日時による設定となります。 *ネット会員価格はインターモールド振興会ネット会員に適用されます。 |
||||||||||||||||||||||
最少催行人数 | 40 | ||||||||||||||||||||||
申込締切日 | 2018年10月11日(木) 定員に達したため募集は締切りました。 キャンセル待ちをご希望の方は事務局(06-6944-9911)までご連絡ください。 |
||||||||||||||||||||||
受講料のお支払い |
|
||||||||||||||||||||||
ご注意 |
【受講キャンセル規定】 ①受講申込後、やむを得ない事由により、受講者の都合が悪くなった場合には、代理の方のご参加をお願い申し上げます。ただし、受講制限のあるセミナーの場合は代理受講の可否を確認致します。 ②セミナーの参加をキャンセルされる場合には、事務局までご連絡(電話、FAX、email)をお願いいたします。なお、キャンセルのご連絡日時により、原則として、次のキャンセル料をご負担いただきます。事務局が休業日の場合は、FAXまたはemailにてご連絡ください。 《受講キャンセル料について》 受講申込手続き完了後~受講申込締切日→→→受講料の25% 受講申込締切日の翌日~3日前のキャンセル→→→受講料の50% セミナー開催日の2日前~前日のキャンセル→→→受講料の75% 当日キャンセルの場合→→→受講料の100% |
||||||||||||||||||||||
お申込先・お問合せ先 | インターモールド振興会 〒540-0008 大阪市中央区大手前1-2-15(株式会社テレビ大阪エクスプロ内) TEL:06-6944-9911 FAX:06-6944-9912 E-mail: |