• INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展

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インターモールドテクニカルセミナー

セミナーは終了しました。

第47回 インターモールド・テクニカルセミナー
理化学研究所 金型技術セミナー&見学会

開催日時 2009年07月14日(火) セミナー&見学会10:00~17:00 交流会17:20~18:30
講演内容とプログラム

本セミナー&見学会では、理化学研究所およびベンチャーで進められている最先端の金型材料加工技術に関わるトピックスを中心に解説するとともに、新加工プロセスの創出研究を進めている大森素形材工学研究室の見学会を行います。また、名刺交換会を兼ねた交流会も行います。(要別途参加費)

9:30~10:00 受付(理化学研究所 研究交流棟 3階会議室)
10:00 開会
第1セッション
10:10~12:00
「ナノ分解能デスクトップ加工機 "リニオン" について」(質疑応答を含む)
12:00~13:00 昼食
第2セッション
13:00~14:50
「ダイヤモンド工具による鉄のマイクロ切削に威力を発揮するナノカーボンイオンショットクーラントシステムの紹介」(質疑応答を含む)
14:50~15:00 休憩
第3セッション
15:00~16:00
「金型材料のマイクロポリシングについて」(質疑応答を含む)
16:00~16:10 休憩および見学会場へ移動
第4セッション
16:10~17:00
「大森素形材工学研究室紹介・見学」
17:00~17:20 金型技術セミナー&見学会終了
交流会参加者は会場へ移動
17:20~18:30 交流会(要別途参加費)

第1セッション

「ナノ分解能デスクトップ加工機 "リニオン" について」

小泉 仁 氏(新世代加工システム株式会社(理研ベンチャー企業)/技術担当)

近年、携帯機器、小型記録装置などの急速な小型軽量化に伴い、それらを構成する精密電子部品、光学系部品、機構部品なども、よりいっそうの小型化が求められています。
それらのプラスチック製品の部品を製作する金型が小さいにも関わらず、金型を製作する機械は大型のものを使用しているのが現状です。
そこで環境に制約がなく持ち運びが出来るデスクトップ型で、高精度化の切削加工からレンズ研削加工まで数値制御により、幅広く使う事の出来るCNC卓上加工機が開発されました。

第2セッション

「型用加工機械の最新動向・EMOミラノにおける最新生産技術(新たな型生産技術 その1)」

稲田 明弘 氏(稲田技術士事務所 所長/技術士/工学博士)

工具材質として最も優れた性質を持つダイヤモンド工具を全ての金型材料に適応可能とするために新たに開発した機能性クーラントシステムを紹介します。初めに、銅系材料を用いたマイクロ・ナノ切削の挙動を動画で紹介し、主題のナノカーボンイオンショットクーラントシステムを用いた鉄系材料のマイクロ切削技術を紹介します。このシステムは環境に優しく、低投資で超精密切削を可能にすることから、今後のナノ切削加工のブレイクスルー技術としての可能性を秘めています。

第3セッション

「金型材料のマイクロポリシングについて」

林 偉民 氏(秋田県立大学 システム科学技術学部 准教授/工学博士)

金型研磨に使用するラッピングやポリシングの基礎を紹介し、超精密金型研磨に用いる代表的な加工方法を説明します。また、超精密金型研磨用機械の紹介を含め、最近に手掛けていた自転/公転式研磨法についても紹介します。

第4セッション

「大森素形材工学研究室紹介・見学」

大森 整 氏(独立行政法人理化学研究所 基幹研究所 大森素形材工学研究室 主任研究員/工学博士)

ELID鏡面研削をコアテクノロジーとして、金型材料、非球面光学素子、各種高機能デバイスの超精密/ナノ精度加工やマイクロ加工、デスクトップファブリケーション、トライボファブリケーション、宇宙望遠鏡の研究開発を行っている大森素形材工学研究室の活動概要の説明とともに、実際に研究現場をご見学戴き、活動の一端をご理解戴きます。

※都合によりプログラムを変更することがあります。

会場

独立行政法人理化学研究所 和光研究所 研究交流棟3階

主催 インターモールド振興会
受講対象 既に金型加工および関連業務に携わっている方で、更に技術や知識を身につけ、レベルアップを図りたいとお考えの方や開発のヒントを得たいとお考えの中級以上の方を主として対象とします。
受講料
インターモールド振興会ネット会員 38,850円 (税込)
一般 42,000円 (税込)
交流会参加費 2,000円 (税込)

*いずれもテキスト・昼食付き
*ネット会員価格はインターモールド振興会ネット会員に適用されます。
*受講申込時に、同ネット会員登録をした場合は、ネット会員価格が適用されます。
ネット会員のご登録は こちらから(入会金・年会費とも無料)

最少催行人数 10
申込締切日 2009年07月08日(水)
セミナーは終了しました。
受講料のお支払い
  1. 事務局より請求書を送付致しますので、指定の口座へ受講料をお振込み下さい。
    ※現金書留によるお支払いはお受けできません。
  2. 振込手数料は、受講者でご負担願います。
  3. 受講料は、開催前日までにお支払い下さい。なお、海外からの受講者は、当日現金でお支払い下さい。
  4. 別途、受講票を送付致しますので当日会場にご持参下さい。
ご注意
  1. 1.申込締切日の翌日以降はキャンセルできません。【受講キャンセル規定】をご参照ください。
  2. 2.受講申込者が出席できなくなった場合は、代理の方が受講することも可能です。
    その際には、開催前日までに事務局へ宛てご一報頂くとともに代理の方の「部署・役職・お名前」をお知らせ下さい。
  3. 3.受講希望者が少数の場合、開催を延期または中止することがあります。
  4. 4.当日欠席された場合は後日テキストをご送付いたします。受講料の返金はできません。
  5. 5.受講対象】の項目にも記述の通り、申込後、受講可否の確認を行います。
    受講可となった方には受講証を発行いたします。
    受講可否については、事務局より後日ご連絡を申し上げます。

【受講キャンセル規定】

①受講申込後、やむを得ない事由により、受講者の都合が悪くなった場合には、代理の方のご参加をお願い申し上げます。ただし、受講制限のあるセミナーの場合は代理受講の可否を確認致します。

②セミナーの参加をキャンセルされる場合には、事務局までご連絡(電話、FAX、email)をお願いいたします。なお、キャンセルのご連絡日時により、原則として、次のキャンセル料をご負担いただきます。事務局が休業日の場合は、FAXまたはemailにてご連絡ください。

《受講キャンセル料について》

受講申込手続き完了後~受講申込締切日→→→受講料の25%

受講申込締切日の翌日~3日前のキャンセル→→→受講料の50%

セミナー開催日の2日前~前日のキャンセル→→→受講料の75%

当日キャンセルの場合→→→受講料の100%

お申込先・お問合せ先 インターモールド振興会
〒540-0008 大阪市中央区大手前1-2-15(株式会社テレビ大阪エクスプロ内)
TEL:06-6944-9911 FAX:06-6944-9912
E-mail:
講演プロフィール
小泉 仁 氏 (こいずみ じん)

新世代加工システム株式会社(理研ベンチャー企業)/技術担当

略歴
1977年生まれ  
2004年 埼玉大学物理学科中退
2006年 理研ベンチャー企業・新世代加工システム株式会社入社
技術担当として現在に至る
稲田 明弘 氏 (いなだ あきひろ)

稲田技術士事務所 所長/技術士/工学博士

略歴
1977年4月 アルプス電気株式会社 入社
磁気ヘッド・ディスクの超精密加工、超精密金型加工の技術開発等に従事
主幹技師
2000年9月 アルプス電気株式会社 退職
2000年10月~ 稲田技術士事務所 開所
FPD用超精密微細金型をはじめとする金型加工技術で豊富な実績を有す
経産省プロジェクトリーダー(金型技術)等でも活躍
専門 マイクロ・ナノ切削加工、微細加工
学位論文 マイクロテクスチャ形状の形成と機能評価に関する研究
林 偉民 氏 (りん いみん)

秋田県立大学 システム科学技術部 准教授/工学博士

略歴
1985年7月 福建工程技術学院卒業、教員採用
1994年3月 埼玉大学工学部機械工学科卒業
1996年3月 埼玉大学大学院理工学研究科博士前期課程終了
1999年3月 埼玉大学大学院理工学研究科博士後期課程終了(博士(工学)
1999年4月 理化学研究所 入所
2007年3月 天津大学教授(併任)
2007年11月 秋田県立大学システム科学技術学部准教授に採用
2007年11月 理化学研究所客員研究員(兼任)
現在に至る
学会活動
日本機械学会 正会員
生産システム部門87期運営委員(平成21年4月~)
精密工学会 正会員
校閲協力委員(平成19年4月~)
東北支部商議員(平成20年4月~)
学会誌編集委員(平成20年4月~)
砥粒加工学会 正会員
日本トライボロジー学会 正会員
自動車技術会 正会員
大森 整 氏 (おおもり ひとし)

独立行政法人理化学研究所 基幹研究所 大森素形材工学研究室 主任研究員/工学博士

略歴
1991年4月 理化学研究所素形材工学研究室 研究員補
2001年4月 理化学研究所素形材工学研究室 主任研究員
2002年4月 埼玉大学大学院理工学研究科客員教授

以上、講演順