• INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展

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インターモールドテクニカルセミナー

セミナーは終了しました。

第52回 インターモールド・テクニカルセミナー
最近のプラスチック成形技術の動向-軽量化(薄肉化他)、高品位化、高精度化(ヒケ、ソリ他)-

開催日時 2010年03月26日(金) 10:00~16:30
講演内容とプログラム

最近のプラスチック成形技術(金型技術も含め)の開発は想像以上に速く、1年経てば新しい技術が出現する時代です。今回のテクニカル・セミナーは東京工科大学の福井先生のコーディネートのもと、先に挙げた時代趨勢を鑑み、プラスチック成形技術を取り上げます。現在、注目を浴びている先端プラスチック成形技術を一堂に集め、その最前線で開発を行っている企業を招き、開講します。

9:30~10:00 受付
第1セッション
10:00~11:00
「Y-HeaTウエルドレス成形及びソリ制御技術 」
第2セッション
11:10~12:10
「電磁誘導金型表面加熱によるハイサイクル成形」
12:20~13:10 昼食
第3セッション
13:10~14:10
「MPM工法を用いた薄肉射出成形」
第4セッション
14:20~15:20
「高速ヒートサイクル成形(RHCM)によるプラスチックの高品位化および、フィルムインサート成形への応用」
第5セッション
15:30~16:30
「Nissha IMD(成形同時加飾)世界の京都の表現力」

第1セッション

「Y-HeaTウエルドレス成形及びソリ制御技術」

吉野 隆治 氏(山下電気株式会社 技術部 技術開発課 課長)

Y-HeaTは、マイクロシースヒータと特許金型構造により金型表面温度を急速に加熱冷却する技術の総称です。この技術は、射出成形品のウエルドレス化を目的に開発を行い、07年に実用化された比較的新しい技術です。また、制御チャンネルごとに異なる温度制御を行い樹脂の収縮に変化を与え、金型内で成形品のソリ量を調整する画期的なソリ制御技術も確立しました。本講演では、これら技術の特徴と実用例について解説致します。

第2セッション

「電磁誘導金型表面加熱によるハイサイクル成形」

レヌー ニコラ 氏(株式会社ROCTOOL ビジネス・デベロップメント-日本 日本事務所 代表)

RocToolのテクノロジーは当社が特許を取得した金型成形テクノロジーであり、 電磁誘導によって金型表面を加熱するシステムです。加熱された金型はその表面に近接して設けられた冷却水管により急速冷却されます。このユニークなプロセスでは電磁誘導によって金型表面だけが加熱されるため、成形サイクル時間が非常に短くなります。このテクノロジーでは正確で効果的な温度調整が可能で、高温加熱 (400°Cあるいはそれ以上) も可能です。又は使用および生産現場への据付が簡単で、更には高品質が要求されるアプリケーションに好適です。

第3セッション

「MPM工法を用いた薄肉射出成形」

川崎 忍 氏(江南特殊産業株式会社 国内事業部 次長)

江南特殊産業株式会社はニッケル電鋳で様々な樹脂成形用金型を製作しグローバル展開しています。其の中で今回はMPM工法を用いて高意匠性、薄肉化を実現させた事例も同時に紹介します。

第4セッション

「高速ヒートサイクル成形(RHCM)によるプラスチックの高品位化および、フィルムインサート成形への応用」

冨永 高広 氏(小野産業株式会社 技術本部 第二設計部)

高速ヒートサイクル成形(RHCM)は、金型キャビティ内面を加熱・冷却して行う高転写成形であり、独自の金型技術・温度調整技術・成形ノウハウから成り立っている。特に、加熱方法として飽和蒸気を用いることで、水の凝縮熱を利用でき、実用的な成形サイクルを達成している。その効果は単にウェルドレスにとどまらず、プラスチック成形品の表面品位を高める数多くの効果が確認され、活用されている。本講演では、RHCMの基本原理、RHCMの効果を解説するとともに、RHCMと多層フィルムインサート成形の組合せ技術についても紹介する。

第5セッション

「Nissha IMD(成形同時加飾)世界の京都の表現力」

伊藤 忠広 氏(日本写真印刷株式会社 産業資材・電子事業本部 事業戦略部 事業戦略グループ グループ長補佐)

豊かな意匠表現と精度の高さで、ノートパソコン・携帯電話・自動車などに採用され世界で評価を確立している成形同時加飾工法Nissha IMDについて基本原理から最新の技術を用いたデザイントレンドまでサンプル紹介を交えながら紹介する。

※都合によりプログラムを変更することがあります。

会場

笹川記念会館 4階 第5会議室

主催 インターモールド振興会
受講対象 既に金型加工および関連業務に携わっている方で、更に技術や知識を身につけ、レベルアップを図りたいとお考えの方や開発のヒントを得たいとお考えの中級以上の方を主として対象とします。
受講料
インターモールド振興会ネット会員 38,850円 (税込)
一般 42,000円 (税込)

*いずれもテキスト・昼食付き
*ネット会員価格はインターモールド振興会ネット会員に適用されます。
*受講申込時に、同ネット会員登録をした場合は、ネット会員価格が適用されます。
ネット会員のご登録は こちらから(入会金・年会費とも無料)

最少催行人数 10
申込締切日 2010年03月23日(火)
セミナーは終了しました。
受講料のお支払い
  1. 事務局より請求書を送付致しますので、指定の口座へ受講料をお振込み下さい。
    ※現金書留によるお支払いはお受けできません。
  2. 振込手数料は、受講者でご負担願います。
  3. 受講料は、開催前日までにお支払い下さい。なお、海外からの受講者は、当日現金でお支払い下さい。
  4. 別途、受講票を送付致しますので当日会場にご持参下さい。
ご注意
  1. 1.申込締切日の翌日以降はキャンセルできません。【受講キャンセル規定】をご参照ください。
  2. 2.受講申込者が出席できなくなった場合は、代理の方が受講することも可能です。
    その際には、開催前日までに事務局へ宛てご一報頂くとともに代理の方の「部署・役職・お名前」をお知らせ下さい。
  3. 3.受講希望者が少数の場合、開催を延期または中止することがあります。
  4. 4.当日欠席された場合は後日テキストをご送付いたします。受講料の返金はできません。
  5. 5.受講対象】の項目にも記述の通り、申込後、受講可否の確認を行います。
    受講可となった方には受講証を発行いたします。
    受講可否については、事務局より後日ご連絡を申し上げます。

【受講キャンセル規定】

①受講申込後、やむを得ない事由により、受講者の都合が悪くなった場合には、代理の方のご参加をお願い申し上げます。ただし、受講制限のあるセミナーの場合は代理受講の可否を確認致します。

②セミナーの参加をキャンセルされる場合には、事務局までご連絡(電話、FAX、email)をお願いいたします。なお、キャンセルのご連絡日時により、原則として、次のキャンセル料をご負担いただきます。事務局が休業日の場合は、FAXまたはemailにてご連絡ください。

《受講キャンセル料について》

受講申込手続き完了後~受講申込締切日→→→受講料の25%

受講申込締切日の翌日~3日前のキャンセル→→→受講料の50%

セミナー開催日の2日前~前日のキャンセル→→→受講料の75%

当日キャンセルの場合→→→受講料の100%

お申込先・お問合せ先 インターモールド振興会
〒540-0008 大阪市中央区大手前1-2-15(株式会社テレビ大阪エクスプロ内)
TEL:06-6944-9911 FAX:06-6944-9912
E-mail: