㈱IBUKI
出展者名 | ㈱IBUKI |
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英文社名 | IBUKI INC. |
小間番号 | 1-101-84 |
住所 |
〒999-3511 山形県 西村山郡河北町谷地字真木160-2 |
Address |
160-2, AZAMAKI, YACHI, KAHOKUCHO, YAMAGATA , 999-3511 |
ホームページURL | https://ibuki-mold.co.jp |
メールアドレス | |
電話番号 | 0237-72-72121 |
Telephone | +81-237-71-7121 |
PR文 | 創業90年を迎え、何があろうと変わらない感動させるものづくり。 IBUKIは提案型金型メーカーとしてお客様へデザイン加飾や機能加飾の技術を通じてソリューションを提供いたします。 |
代表的な出展製品 | 超撥水機能を持つ射出成形品 |
出展製品[1] | 撥水剤を塗布せず高〜超撥水機能を持つ射出成形技術 |
出展製品詳細[1] |
一般的に、高撥水・超撥水効果を持つプラスチック部品を製造するためには、射出成形したプラスチック部品に撥水剤の塗布や撥水シートを貼る等の二次加工を施す必要がありました。このため、資材および作業コストが余分にかかるだけではなく塗装時の作業者に対する有機溶剤の影響など環境面での問題が懸念されます この問題を解決するため、IBUKIは二次加工なしに射出成形するだけで高い撥水効果が得られる金型製造技術を開発しました。つまり、「射出成形打ちっぱなし」でプラスチック部品に撥水機能を付加することができる技術です。IBUKIは従前より精密切削技術による射出成形金型を得意としており、これまでは主に加飾(プラスチック表面に多様な柄を施す)を目的として射出成形金型の表面に微細な柄を加工してきました。この技術により、ヘアライン柄、千鳥模様、切子模様、植物模様や石材の模様など、多様な柄を射出成形だけで実現してきました。この技術を活用し、自動車内装部品や家電製品など幅広い分野で加飾成形金型を提供してきました。 柄の加飾目的だけではなく、同じ技術を活用して機能性のあるプラスチック部品が製造できないかと考えました。そこで生まれたのが、「精密加工技術を用いた撥水機能を持つプラスチック部品」でした。プラスチック部品の物質の表面に微細な凹凸加工を施すことで撥水機能が得られることはロータス効果として知られていますが、この原理を用い通常の射出成形設備で容易に撥水性の高いプラスチック部品の実現に取り組みました。2年に及ぶ研究開発の結果、サンプル品ではありますが、PP樹脂を用いて超高い撥水効果が得られることを実証いたしました。 凹凸加工を施さない通常のプラスチックの場合、撥水角は100度程度ですが、IBUKが開発した超撥水プラスチック部品は撥水角が140度からさらに成形条件を好適化することで150度を超え、「超撥水」と呼ばれる高い撥水性を持つことを確認しました。 用途としては、自動車内装部品やエアコン関連部品、家電関連など、広い分野で適用できると考えています。また本技術は反射防止やしっとりとした触感の付与などの効能もあることがわかってきました。PPだけではなく、さまざまなプラスチック素材で実現できるように研究開発を継続してまいります。 |
出展カテゴリ |
A. 金型・金型材・金型部品等金型 成形サンプル N. 精密部品加工技術微細・超精密加工 |