特別講演

4月15日(水) 13:00~14:006A号館内 テクニカルワークショップ第1会場
特別講演 聴講無料・事前登録制
『電動車駆動用モータ高効率化に向けたモータコア製造の技術開発動向』
黒田精工株式会社 技術本部 プロセス開発推進室 室長 福山 修 氏

モータ、パワーコントロールユニット(インバーター)、バッテリーは電動車の三種の神器に位置づけられており、モータは電動化を支えるキーコンポーネントのひとつである。
本講演はモータの構成部品であるモータコアに焦点を当てる。バッテリーの電力消費を軽減するにはモータの鉄損低減は重要なテーマとなる。鉄損は主としてヒステリシス損と渦電流損から成り、低鉄損化にはモータコアの材料である電磁鋼板の薄板化が有効な手段として挙げられる。従来技術として普及しているだぼかしめによる電磁鋼板の積層方法は薄板には適していない。そこで、薄板の電磁鋼板を高精度に積層するモータコア製造技術として電磁鋼板を接着剤で固定する「GlueFASTEC®(型内接着積層コア量産システム)」を開発し、商品化した。GlueFASTEC®の製造方法、特徴、メリットを紹介する。

4月16日(木) 13:00~14:306号館 2階 F会議室
特別講演 聴講無料・事前登録制
『自動車産業のCASE展望』
一般社団法人日本自動車部品工業会 技術担当顧問 松島 正秀 氏

次世代自動車産業のテーマとしてCASEが注目され、各社が事業戦略の見直しに取り組んでいる。排出CO2を削減する環境対策、交通事故を低減する自動運転技術の導入、ユーザーの利用価値を高めるサービスとして、通信技術を取り入れることで最適移動手段の提供など、クルマを販売するだけでなくユーザーとの新しい関係を構築することが重要な経営課題となってきている。
CASEへの対応は自動車メーカーだけでなく、部品メーカーにも大きな変化を与えている。電動化ではエンジンからモーター駆動に変わることで、モーターとトランスミッション等を一体化した駆動システムが開発され、自動運転ではセンサー情報と連動したAI 半導体技術や高精度な地図と位置情報を提供するための異業種との新たな協業など、CASEに対応する技術開発が求められている。
自動車産業は、この変革に適応する企業戦略を立て邁進することが直近の取り組みテーマである。

11:00~12:306A号館内 テクニカルワークショップ第1会場
特別講演 聴講無料・事前登録制
『自動車が期待する生産技術について』
日産自動車株式会社 パワートレイン生産技術開発本部 パワートレイン技術企画部 エキスパートリーダー 塩飽 紀之 氏

自動車を取り巻く環境は、激動革のただ中にあり、CO2排出規制、燃費規制を始め、車外騒音規制の制定など、高いニーズがある。
環境性能を満たし、自動車としての走りの楽しさを追求した商品開発が、自動車メーカーの真価が問われている。電動化の大きな潮流にある今、パワートレインの構造が大きく変化し、そのモノヅクリも、大きな変化を迎えている。
好機ととらえ、Game Changerとなる、生産技術について述べます。

15:00~16:006号館 2階 F会議室
自動車部品製造技術フェア 特別講演 聴講無料・事前登録制
『ホットスタンプ工法の解説とその最新動向』
アイシン高丘株式会社 先行開発部 商品開発チーム 鈴木 貴之 氏

近年、自動車の衝突安全性能向上や車体軽量化を目的としてウルトラハイテン材の採用が進んでいる。 近年技術レベルは向上し、TS1.2~1.3GPa級のウルトラハイテンが車体に採用されているが、成形性・寸法精度・金型の耐久性などウルトラハイテン材を使いこなすためにはまだまだ課題も多い。
一方でそれらの課題を解決するひとつの方法として、高温に加熱した鋼板を使用し、プレス成形と焼入れを同時に行うホットスタンプ工法が挙げられ、近年では多くの車種・部品で採用されている。
本講演では、弊社で量産を行っているホットスタンプ部品の特性および加工方法を解説すると共に、国内外の採用事例について紹介する。

15:30~18:00
6A号館内 テクニカルワークショップ第1会場
第14回 金型サロンin大阪~金型関係者交流会~有料・事前登録制
『Nissanにおけるプレス技術チャレンジ』
  〜新しい発想で、全ての人にワクワクを〜
日産自動車株式会社 車両生産技術開発本部 プレス技術部・主管 阿部 聡 氏

今、自動車産業は大きな変革期を迎えていると言われ、日産では“Nissan Intelligent Mobility”によりお客様がワクワクする様な体験の提供に取り組んでおり、生産部門においてはその具体化に向けた様々な技術開発を進め“Nissan Intelligent Factory”実現に取り組んでいる。
私たち圧造部門としては、新たな技術開発を進めて金型つくりの進化と高品位のプレス部品の提供に取り組んでいる。
本講演では、現在取り組んでいる技術開発アイテムおよび活動について紹介する。

4月17日(金) 11:00~12:306号館 2階 F会議室
航空機部品製造技術フェア 特別セミナー 聴講無料・事前登録制
『電気飛行機の将来における可能性』
飛洋航空機製造開発株式会社 代表取締役
株式会社航空総合研究所 取締役 福本 和泰 氏

急速に開発が進む電気飛行機について、開発の可能性、利用の可能性、我が国の産業としての可能性について将来を展望する。わが国の産業としての可能性については、航空機製造の側面と航空機使用事業としての可能性について展望する。
わが国は、戦後、航空関連産業の空白の時期があり、世界から大きく出遅れ、これを取り戻すため、航空産業復興に真摯に取り組んでいるところである。
航空産業復興には、産官学の連携は不可欠であり、言葉だけでなく、実態として有機的に連携していくことが必要である。また、電気飛行機は電気自動車と同様、中小企業の参画が大いに見込める産業であり、わが国の新たな産業構造の在り方を展望することとなる。

14:30~15:156A号館内 オープンセミナー第1会場 航空機部品製造技術フェア 特別セミナー聴講登録不要
『まんてんプロジェクトの取り組みと宇宙エレベーターが開く未来』
まんてんプロジェクト 専務理事 愛 恭輔 氏
一般社団法人宇宙エレベーター協会  大野 修一 氏

航空・宇宙関連部品の開発・製造を支援する目的で2003年に「航空・宇宙開発関連部品調達支援プロジェクト」(通称まんてんプロジェクト)を立ちあげました。まんてんプロジェクトで取り組んでいる航空・宇宙分野がかかえる多様なニーズに対応するための活動と今後の取り組みについて紹介します。また。ロケットに変わる全く新しいコンセプトの輸送機関として期待されるのが、宇宙エレベーターです。赤道の上空3万6,000キロにある静止軌道から地上へと垂らした長いロープ(テザー)を頼りにして、宇宙に向かってスルスルと登っていこうというのが宇宙エレベーターの基本的なアイデアです。地球だけでなく月や火星にも構築が可能と考えられる宇宙エレベーターの実現が、どのように社会を変えていくのか?また現在どのような取り組みが行われているのかを紹介します。

13:00~14:306号館 2階 F会議室
一般社団法人日本工作機械工業会 特別講演聴講無料・事前登録制
『工作機械を上手にお使い頂くために〜工作機械ユーザ向けメンテナンス講習会〜』
(一社)日本工作機械工業会 サービス部会長 小島 輝一 氏

工作機械の構造や取り扱い上の注意点、設備環境が機械に及ぼす影響、各種精度測定の基本など、ユーザの皆様が工作機械の性能を引き出し、安全かつ長期間ご使用頂くための基本的な知識や、よくある不具合事例とその予防策について、わかりやすく解説する講習会です。参加者にはテキストを無料で贈呈します。

※会場はインテックス大阪となります。

インターモールドテクニカルセミナー

    現在、募集中のインターモールドテクニカルセミナーはありません。

海外産業視察団

現在、募集中の海外産業視察団はありません。

出展者募集中

  • Moulding Expo May 21-24, 2019

インターモールド・グローバル・ネットワーク

  • The19th DIE&MOULD CHINA Jun. 10 - 14, 2020 Shanghai, China
  • WIN EURASIA Metal Working  Jun. 18 - 21, 2020 Istanbul, Turkey
  • InterMold Thailand Jun. 24 - 27, 2020 Bangkok, Thailand
  • asiamold Aug. 11 - 13, 2020 Guangzou, China
  • PM CHINA 2020  Aug. 12- 14, 2020 Shanghai, China
  • AMB Sep.15 - 19, 2020 Stuttgart, Germany
  • formnext Nov. 10 - 13, 2020 Frankfurt, Germany
  • METALTECH Nov. 10 - 13, 2020 Kuala Lumpur, Malaysia
  • Metalform Chine Nov. 17 - 20, 2020 Shanghai, China
  • INTERMOLD KOREA  Mar, 2021 Seoul, Korea
  • Moulding Expo Jun, 8-11, 2021 Stuttgart, Germany
  • rosmould Jun. 15 - 17, 2021 Moscow,Russia

インターモールド振興会
INTERMOLD Development Association

〒540-0008
大阪市中央区大手前1-2-15(テレビ大阪エクスプロ内)
TEL:06-6944-9911 FAX:06-6944-9912

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