工場環境・設備ソリューションフェア
特別セミナー
品質保証における最新技術の活用(IT/IoT/AI)
大手自動車部品メーカーのリコールから始まり、2017年後半からの相次ぐ検査不正問題、製造不良による事故の発生により日本の製造業の高品質なブランド意識が低下しています。これまでの日本の製造業の品質保証はどう行われて来たのか、品質保証における問題は何か?問題解決の方策について日本の品質保証を支えるTQM、QCサークル、ISOの規格類及びQFD等の手法、IT/IoT/AIの技術活用、組織マネジメントのポイントについて取り上げていきます。
1.最近の主な日本の品質問題(市場クレーム、重大インシデント、検査不正問題)
2.日本の製造業の品質保証における問題と解決の方向性(当り前品質+魅力品質)
3.品質保証における設計品質、製造品質のあるべき姿と仕組み構築のステップ
4.現状可視化の手法(物と情報の流れ、良品条件抽出)
5.良品条件可視化による製造品質の強化(IoT/画像処理/AI活用)
6.品質機能展開による設計品質の強化(手法ポイントと製品開発データベース構造)
7.品質保証の組織運営の課題解決とは?(TQM、QCサークル運営ポイント)
8.品質保証あるべき姿実現の効果(設計品質、製造品質、組織連携強化の定量/定性効果)
講師 | 株式会社アムイ 代表取締役 山田 浩貢 氏 |
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日時 | 2019年4月20日(土) 11:00〜12:00 |
会場 | Bホール内 第3セミナー会場 |
定員 | 約120名(聴講無料、事前登録制) |
講師
株式会社アムイ 代表取締役 山田 浩貢 氏
1969年名古屋市生まれ。91年愛知教育大学総合理学部数理科学科卒業後、株式会社NTTデータ東海入社。製造業向けERPパッケージの開発・導入および製造業のグローバルSCM、生産管理、BOM統合、原価企画、原価管理のシステム構築をPM、開発リーダーとして従事する。2013年株式会社アムイを設立。トヨタ流の改善技術をもとにIT/IoTのコンサルタントとして業務診断、業務標準の作成、IT/IoT活用のシステム企画構想立案、開発、導入を推進している。主著に『「7つのムダ」排除 次なる一手 IoTを上手に使ってカイゼン指南』(日刊工業新聞社 2017年)、『トヨタ生産方式で考えるIoT活用』(ITmedia MONOist 2015年~2018年)がある。