基調講演
「日本のモノづくり」~世界に誇る「強い現場」づくり~
ワイヤーハーネス(自動車用組み電線)事業のグローバル展開において、強い現場をベースとした「日本のモノづくり」力が大きな役割を果した。「日本のモノづくり」の特徴は、大きく分けて、「現地・現物」に代表される「現場主義」、いかなる状況でも手を抜かない「完璧主義」、チームプレーを大事にする「集団主義」である。また、これらの主義に基づく具体的な手段として、「自働化」(トヨタ生産方式の主要コンセプト)、「TQC」「改善」がある。本講演では、これらの内容についてワイヤーハーネスの事例を含め紹介する。
講師 | 住友電気工業株式会社 副社長 生産技術本部長、自動車事業本部長 西田 光男 氏 |
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日時 | 2019年4月17日(水) 11:00〜12:30 |
会場 | Bホール内 特設会場 |
定員 | 約450名(聴講無料、事前登録制) |
講師
講師 略歴
住友電気工業株式会社 副社長 生産技術本部長、自動車事業本部長
西田 光男 氏
1972年(昭和47年)4月 住友電気工業(株)入社。
本社生産技術部に所属し、各事業部門の生産性向上や品質向上に従事。
この間、1985年(昭和60年)に京都大学より工学博士号を取得。
1986年(昭和61年)から、自動車部品を生産する工場長を歴任。
1998年(平成10年)生産技術部長に就任。
2001年(平成13年)11月に住友電装(株)に出向し、ワイヤーハーネスの業務に従事し、常務執行役員、専務執行役員を経て、2007年(平成19年)、住友電気工業(株)常務執行役員に就任。
2009年(平成21年)常務取締役・自動車事業本部長、専務取締役を経て、2014年(平成26年)6月に副社長に就任。現在に至る。