航空機部品製造技術フェア 特別セミナー
民間航空機産業の現状と今後の展開
2000年代に新規開発が始まった787、A350機の開発が完了し、2010年代になると市場の要求に応じて既存機のデリバティブ(改善、改良機)機が続々と立ち上がったが、それらもそれぞれ初飛行、型式証明を取得し、顧客への引き渡しが本格的になってきている。今後は「より安全、より経済的、より快適、便利」な更なる市場の要求に応ずるには新規開発の機種が必要とされている。2020年代に市場投入(顧客引き渡し)を目指した新規開発機はどんなものか、どのような新技術が必要とされるか、現状を踏まえて解説する。新材料、それに必要な新しい工作加工技術、組み立ての自動化、点検整備作業の軽減、自動化等が当面の課題である。
講師 | 川崎重工業株式会社 社友 榊 達朗 氏 |
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日時 | 2018年4月18日(水) 15:00〜16:30 |
会場 | インテックス大阪 6号館2F F会議室 |
定員 | 約100名(聴講無料、事前登録制) |
講師 略歴
1956年 | 大阪大学工学部機械工学科卒 |
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1956年 | 川崎航空機(株)入社(現川崎重工業(株)) |
1987年 | 同社岐阜工場長 |
1991年 | 同社取締役 |
1997年 | 民間航空機(株)副社長 |
2000年以降 | 中小企業の航空機産業への参入支援活動 |
川崎重工業株式会社 社友 榊 達朗 氏