一般社団法人日本鍛造協会 特別セミナー
刀鍛冶プレゼンテーション
日本刀に生きる
我が国では「三種の神器」に剣があるように、刀剣を神の日常の道具である神宝としたり、祈願のために刀剣を奉納したりする宗教的な慣習は、早い時代から行われています。
刀剣は、単に武器としての道具という以外に、信仰、儀礼的用途、あるいは純粋に鑑賞の対象としての役割も兼ね備え、刀剣に対しての特別な想いをもって大切に取り扱われて来た長い歴史があります。
日本刀は鉄の芸術といわれ、鍛造の原点でもあり世界的に高く評価されている我が国を代表する美術工芸品です。
現存する名刀に少しでも近づけるよう私は探究心を持ち、日々作刀に打ち込んでおり、講演では、現代に生きる刀鍛冶としての話を紹介致します
講師 | 刀工 髙見 太郎 國一 氏 |
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日時 | 2018年4月20日(金) 11:30〜12:15 |
会場 | オープンセミナー会場〈第1会場〉 |
定員 | 約30名 |
主催 | 一般社団法人日本鍛造協会 |
講師 略歴
刀工 髙見 太郎 國一 氏
平成4年 | 刀工 河内 國平(無鑑査、奈良県無形文化財保持者)に入門 |
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平成6年 | 柳村 仙寿氏(無鑑査、岡山県指定重要無形文化財保持者)に刀樋やタガネの基本を学ぶ |
平成9年 | 国選定保存技術「日刀保たたら」村下養成員としてたたら操業に従事(〜13年) |
平成10年 | 文化庁より「美術刀剣類製作承認」を受ける |
平成11年 | 独立 髙見國一鍛刀場設立 |