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あたらしい市場創出への技術戦略。
~補助金制度、サポインの活用~
無手勝流の型技術力革新では場当たり的となり、借りてきたような戦略では斬新な方向性は出てこない。技術戦略として、新しい「型」を利用し、それぞれの金型メーカーの特質、身の置きどころに合わせた「型」に修正して、型技術力の革新を進めてほしい。そのためには、試行・シミュレーションが必要となる。講演では、その意味で、以下の2つの方向性をプロジェクト化を薦める。
2014年度のものづくり補助金では、関連メーカーと商社・販売企業とのコンソーシアムが構成できる。想定されるバリューチェインに対応したコンソーシアムを組み、市場への製品投入・大手セットメーカーへの売り込みなどをターゲットに、ものづくり技術の組み合わせとコスト計算を実践するトライをしながら、新しいバリューチェインを開発提案する訓練を行うが一策である。
エンジニアリング・サイエンスなどを推進する大学・中立機関との密な連携をはかるには、JST・Aステップ・シーズ展開型プログラムあるいはサポイン(戦略的基盤技術事業化プログラム)を通じ、省資源・省エネなどのニーズ目標を明確化した上で、シーズ密着型エンジニアリングの可能性を追求することが肝要である。素材化技術の深堀に成功すれば、これまでにない市場が創出できる。
講師 | 芝浦工業大学 デザイン工学部 生産システムデザイン領域 教授 相澤 龍彦氏 |
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日時 | 2014年4月18日(金) 10:30~11:15 |
会場 | テクニカルワークショップ第3会場 |
※事前登録者のみの聴講となります。
※当日キャンセルがある場合、当日受付を行う場合があります。